株間28cmで扇状に育つ稲作りを! 〔 機種:疎植田植え 〕
2005年6月 1日 13:10
「手植えしていた時の様な穂の長さでした!」
「去年は、大型の台風が4回直撃したが家の稲はべたっとは倒れませんでした。」とお話される清良清晴さんは、新型田植機ウエルスターポップSPU45-PSDで去年から疎植田植えをされています。
清良さんに、疎植田植えはどうですか?とお話を聞くと「田植えしたすぐは近所の人から田んぼが寂しいね~と言われたんですよ。
でもね、10日位たったら、いい田んぼになったね~と言われましたよ。
それに、虫がつきにくいし、モンガレ病にもかからないですね。株間28cmで植えているでしょう。だから、風通しが良くて稲がムレないんですよ。
それから、とにかく穂が長いですね。昔、手植えをしていた時の様な穂の長さで、23cm位ありましたよ。
1本の穂に125粒あるんですよ!普通は100粒あれば良い方なんですけどね」とお話をされる清良さん。
「今年も株間28cmで植えました。稲が、扇状に成長しているでしょう。」と、勢いのある稲を見てお話されました。
清良さんは、疎植田植えをするまでは1反に苗を22枚使っておられたそうですが、疎植田植えにしてからは苗が11枚で済む様になって、苗運び担当の奥さんがとても楽になられたそうです。
「疎植田植えは、苗代が半分・苗運びの仕事も楽になる。それに、稲に勢いがありますよ。穂が出て収穫するのが今から楽しみです。」とお話された清良さんでした。