米・トマト
2005年10月13日 阿蘇市黒川地区
当日は木本様の水田、ハウス(トマト)の圃場をお借りして、『米・トマト・キュウリ』の作物研究会を実施致しました。
水田の畦畔は草が多い為、畦畔草刈機GC701の実演で草刈の能率アップ、省力作業の提案でスタートしました。パワクロトラクターKL410PCにプラソイラDX(PY165R3K)をセットし、プラソイラで水はけや通気性の良い、根が伸びる土壌を作る目的で実演をさせて頂きました。
プラソイラDXは『ネリネリ層(不透水層)』を含めた作土層をほぐすように持上げ反転、作土を風と太陽熱で乾かし根圏域を拡大します。
透水性も改善され作土層も均一になり、作柄が揃う環境を整わせる事が出来る作業機です。
今回、パワクロトラクター3台を実演機として使用致しました。KL270PCにはロータリー耕の仕上り、旋回を重点に、又KL330PCには小橋の畦塗機RKH751 FK(リバース)による畦塗り作業を見て頂きました。
畝作り作業実演・防除作業と一貫体系の作業を見て頂き、その後多くのお客様に試乗して頂き、
『パワクロトラクターは牽引が強いね。又クローラの為旋回がどうかなと思っていたが、良く小回りするね。』
『乗ってみて真っすぐ行くしハンドル取られん。がぶらんで乗り心地の良か。』
と試乗されたお客様からお声を多く頂きました。
又プラソイラ、畦塗機も多くのお客様が体感試乗され、多くのご質問も頂き、感心を示されました。
農業普及課より参加頂き、これからの農業をどうして行くかの考えの基、検討の材料として内容のある実演会となりました。